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「夏期限定トロピカルパフェ事件」「秋期限定栗きんとん事件」と続くシリーズの一作目。 主人公は「小市民」を目指す高校一年生の小鳩くんと小佐内さん。 小鳩くんには謎解きに熱中し、推理をひけらかしてしまうという、頭脳明晰さ故の贅沢な(?)悩みがあり、 小佐内さんにも執念深さゆえに嬉々として復讐を実行してしまうという何だか壮絶な(?)悩みがあるらしい。 要するにこのふたりは頭が切れすぎて、それが凶器になってしまうために手に手を取り合って「小市民」を目指すわけなんですが…。 ことはそう上手く運ばず、目の前に謎が現れたら結局小鳩くんは推理してしまい、 小佐内さんは積もり積もった鬱屈を鮮やかに(?)晴らしてしまうんですなぁ。 内容的にはいわゆる「日常の謎」系で、ライト&ソフトな語り口なので、ミステリ入門編として面白いかも。 また、連作短編集になっていて、個々の短編に登場する伏線が最後の「孤狼の心」でうまくまとめられてます。 それにしても小佐内さんにどんな恐ろしい(?)過去があるのかはちょっと気になるところ…。
by andhyphen
| 2009-04-17 23:08
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