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毎月10冊は読みたいと思ってるんですが,今月は忙しかったのとセレクトした本が中々読みづらくて10冊切ってしまいました。残念。
6月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2455ページ ![]() 読了日:06月27日 著者:村上春樹 ![]() 読了日:06月26日 著者:村上春樹 ![]() これは本気で面白かった。最高。 読了日:06月23日 著者:岡 康道,小田嶋 隆,清野 由美 ![]() 確かに最後まで読めるけど,入門書としてどうかは疑問…。正直,思ったより分かりにくかった。初学者には向かない。 読了日:06月18日 著者:竹内 謙礼 青木 寿幸 ![]() 読了日:06月12日 著者:荘司 雅彦 ![]() 読了日:06月09日 著者:鈴木 英生 ![]() 読了日:06月08日 著者:辻井 喬 読書メーター おかげで積読本が結構たまってます。7月は頑張って読むぞー。 ▲
by andhyphen
| 2009-07-01 21:57
| BOOK
読んだからには感想を書かなければ…と思ってたんですけど,やっぱり村上春樹は感想書きづらい。。 昔からそうなんですけど,彼の作品は読むと面白いんですが,根本的なところで何を表現したいのか私にはさっぱり分からないので,段々追い詰められていくんですよね…。 で,「1Q84」ですが,読ませるという点ではやはり洗練された文章,練られた表現で魅せてくれます。さすが村上春樹。 視点人物が交互に変わる点では「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似てますし,なんとなく「羊をめぐる冒険」も思い出しました。 ただ若干,内容が現実的(?)になってますな。 でもやっぱり,物語をどこにもっていきたいのかがさっぱり分からない。読者としては駄目読者ですな。。 まぁその辺りは数多くの方が数多くの解釈を示してくれると思います。村上春樹自身もインタビューに答えています。 あと正直,あの終り方は(村上春樹的だけど)やはり納得できないです。伏線張りっ放しですし。 私の性分かもしれないのですが,物語は始まった以上,何らかの形で終わらせて欲しいのです。この物語は終わってない気がしてならない。 ただ,続編があるのかもしれません。だとしたらそこで終わるのかもしれないけど…。 それが村上春樹なんだろうし,だからこそこんなに売れるんでしょうが,「1Q84」を読んだ人はそこに何を思うのでしょうか。 ▲
by andhyphen
| 2009-06-30 23:51
| BOOK
日曜日に演奏会を終え,これで演奏会シーズンもひと段落しました。
今回の演奏会は楽しかったけれど,ほんとに疲れました。 次の日身体中が筋肉痛になっていたのは何故だろう…。 楽器を弾くにももう少し体力がないと駄目ですな。 そうこうしているうちにamazonから続々本が届く。 こんなに注文していたのか!とびっくりしました。自分で注文したくせに。 とりあえずやっと届いた「1Q84」読んでますが,どうかなぁ…。中々進まない。 ちびちび読んでいたらまた本が届いて,こちらは一気に読めてしまいました。 日経ビジネスオンラインで連載されていた対談をまとめた本。 「ビジネス書」なんですが,具体的に得られるものは正直,ないです(!)。 ただこの二人の駄目さ加減に笑ってしまうし,駄目ながらも懸命なところがすごく良いんですよね。 この世の中にはこんな考え方をしている人たちがいるんだ!ってだけで面白いし,そして安心します。 ナビゲーターの清野由美氏の突っ込みも冴えている。 ちなみに,この本の著者の一人である小田嶋隆氏が同じく日経ビジネスオンラインで連載している「ア・ピース・オブ・警句」も超絶面白いです。 ▲
by andhyphen
| 2009-06-23 23:24
| BOOK
ここのところ忙しいです。
目が痛いし,肩を伸ばすと気持ち良いほどに(?)ボキボキ鳴ります。 あぁしんどい。。 新聞読んでたら,村上春樹の「1Q84」品薄状態という記事がありました。 確かに先日ジュンク堂行ったときには1巻売り切れでした。 事前の情報が少なかったのが飢餓感を掻き立てたとか。 Amazonも入荷は6/10になってました。 何となく予約してしまった。 村上春樹は高校から大学にかけて読みまくったのですが,「海辺のカフカ」以来遠ざかってしまった…。 「海辺のカフカ」が自分の中でしっくりこなかったのですよね。 何がしっくりこなかったか,問われてもよく分からないんですが…。 と,いうか,村上春樹の作品の殆どは私にとってはしっくりこないです。正直,よく分からん。 面白いな,と思ったのは「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」かなぁ…。 今回の「1Q84」も多分すっきりしないような気がしてならない。 しかし,届く前に「叙情と闘争」を読み終えねばならない。。 「叙情と闘争」は連載中も読んでいた筈なのに,いざ読み始めたら「こんな内容だったっけか…」という感じ。人の記憶なんてあやふやなものです。あやふやだったからこそ読もうと思ったんだけど。 他にも上野千鶴子の「セクシィ・ギャルの大研究」が手元にあります。 あぁ上野千鶴子。きっと苦手だと思って読まず嫌いしていたけれど,折角だから読んで確かめたいと思います。苦手かどうか。 ▲
by andhyphen
| 2009-06-05 23:50
| BOOK
という訳で,5月に読んだ本のまとめ。
殆ど感想書けなかった…。 5月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:4604ページ ![]() 読了日:05月31日 著者:佐藤 優 ![]() 読了日:05月27日 著者:保坂 和志 ![]() 描きたいことは良いと思うんだけれど,いかんせん文章に味がない。描きたいことに筆がついていっていなくて,物凄く遠い世界のおとぎ話のように感じてしまった。 読了日:05月26日 著者:小澤 征良 ![]() 読了日:05月21日 著者:向田 邦子 ![]() 読了日:05月21日 著者:佐藤 優 ![]() 読了日:05月18日 著者:佐藤 優 ![]() タイトルはきついけど内容には共感する点多し。ネットに過度に期待するな,ということか。 読了日:05月12日 著者:中川淳一郎 ![]() 読了日:05月07日 著者:ベルンハルト シュリンク ![]() 読了日:05月03日 著者:向田 邦子 ![]() 読了日:05月03日 著者:辻村 深月 ![]() 読了日:05月02日 著者:米澤 穂信 ![]() 最終的にはタイトルと離れた部分で論を展開しすぎ。情報の集積は情報でしかないというのには共感。 読了日:05月01日 著者:平川 克美 読書メーター 12冊。まぁまぁですかね。 向田邦子と佐藤優月間でした。個人的には。 今月は学術書系を読みたいが…どうかなぁ。 ▲
by andhyphen
| 2009-06-01 23:21
| BOOK
向田邦子の作品は今でもスペシャルで放映されることがあるので知っていましたが,シナリオは初めて読みました。 もう,今までこの作品を知らなかったことを大後悔です。それくらい面白かった。 「あ・うん」は昭和十年頃を舞台に,製薬会社社員の水田仙吉と鋳物工場社長の門倉修三の友情を軸にして二つの家族や他の人々の人間模様を描いた作品です。 タイトルの「あ・うん」は一対のこま犬を指しています。こま犬のような仙吉と門倉の友情。 1980年と1981年にNHKで連続ドラマが放映され,その後映画化もされました。 門倉は仙吉の妻たみを密かに想っており,またたみも門倉を想っていますが,決してそれを表に出すことはありません。そして仙吉もそれを知りつつ門倉を,そしてたみを信じて友情と夫婦関係を築きます。 そのある意味奇妙な関係が,仙吉のひとり娘さと子の視点で描かれます。 せりふのひとつひとつが本当に素晴らしい。シナリオを読むだけで情景が鮮やかに浮かび上がります。 またところどころにふっと笑える部分がちりばめられていて,心が和みます。 そして仙吉,門倉,たみの関係。 互いを思いながら,自分の思いを表に出さず,支えあい,結びつく三人が,違和感なく描かれるところ。 もっとどろどろの展開にも出来るのでしょうが,そうしていないところに凄さを感じます。 そして巻末に関連資料がついているのも面白いです。 向田邦子,橋田壽賀子,倉本聰,山田太一の座談なんてのも附録についている。凄い。 ▲
by andhyphen
| 2009-05-06 22:03
| BOOK
辻村深月はメフィスト賞作家の中でも読みやすい作家だと思っています。といっても他は「凍りのくじら」しか読んだことがないが。 ただ,その描写は痛々しくて物悲しい。 「ぼく」の幼なじみであるふみちゃんは,大切に世話していた学校のうさぎが無残にも殺され,その犯人にひどい言葉をかけられたことで心を閉ざしてしまいます。 「ぼく」はふみちゃんを傷つけた市川雄太に,自分がもつ「声」の力を利用して罰を与えようとするのですが…。 主人公の「ぼく」のものの考え方が深すぎるとは思いました。小学生の主人公にここまでの課題を与えることは酷な気がする。 ラストで「ぼく」は「ぼくはふみちゃんのことが好きなんかじゃないんです」と言い,「人間は身勝手で,絶対に,誰か他人のために泣いたりできないんだって本当ですか」と問いかけます。 このせりふは本当に切ない。 無償の愛なんてなくて,自分にも間違いなく何か得るものがあるから他人のことを思えるんだ,というある種突き放したた考えをあまりに具体的に表現してしまっているから。 ここまで突き詰めてしまうのか,と物凄い切なさを覚えました。 でもその問いに対する答えで,少し救われた気がします。 ちなみに辻村深月という作家は作品同士のリンクが強い作家なようで,彼女の他作品(「子どもたちは夜と遊ぶ」)にも「ぼくのメジャースプーン」の登場人物が出てくるらしい(というか,そちらが先)。 他の作品も読んでみたいです。 ▲
by andhyphen
| 2009-05-06 21:42
| BOOK
すっかり読書ブログと化している今日この頃ですが…ネタ不足になるよりはまぁ良いか。
という訳で読書メーター登録以降の4月分読書のまとめ。 (実際は+2冊くらい読んでます) 4月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3222ページ ![]() データの読み方を捉えるには良書だと思うが,分かりやすくはなかった。 読了日:04月29日 著者:神永 正博 ![]() 読了日:04月27日 著者:北村 薫 ![]() 読了日:04月26日 著者:柴崎 友香 ![]() 読了日:04月24日 著者:保坂 和志 ![]() 読了日:04月23日 著者:植村 直己 ![]() 読了日:04月21日 著者:誉田 哲也 ![]() 読了日:04月20日 著者:誉田 哲也 ![]() 読了日:04月19日 著者:誉田 哲也 ![]() 読了日:04月18日 著者:堀江貴文 ![]() 読了日:04月17日 著者:郷原 信郎 ![]() 読了日:04月15日 著者:米澤 穂信 読書メーター こんなに読んだのは久しぶりかも。 しかし本の買いすぎで懐が苦しい…。何とかせねば。。 ▲
by andhyphen
| 2009-05-02 23:02
| BOOK
北村薫という作家は最初覆面作家として「空飛ぶ馬」でデビューし,その筆致から女性ではないかという説が流れていた程です。 この「ひとがた流し」では3人の女性の友情が描かれますが,読んでいて「空飛ぶ馬」に始まる円紫師匠と「私」のシリーズを思い出しました。 あのシリーズにも3人の友情があったなぁ…と。 「ひとがた流し」では,千波,牧子,美々という40代の3人の女性とその周囲の人物の人生,友情が描かれます。 三人称の小説ですが,章ごとに流れるように視点人物が交代する構成は秀逸。 北村薫の小説はある意味「理想」だなぁ,と考えてしまう自分がいます。 どこまでも美しく,まっすぐで,まぶしい。 あんなにも人と人は正面から向かい合って語り合えるのだろうか,と考えてしまう。 でもその理想形がこの作家の魅力なのかもしれません。 読み終えたあと,この小説のけなげさに少し涙してしまいました。 直接的な「泣き」は一切仕込まれていないにも関わらず。 ▲
by andhyphen
| 2009-04-29 20:26
| BOOK
柴崎友香の小説は何となく保坂和志の小説に似ている気がするんですよね。 とりたてて特別なことが起らない点(これは生田紗代にも共通しているけど)とか。 しかし,彼女の小説は若干ウェットです。女性が主人公だからだろうか。 主人公は勤めていた会社が倒産して辞めて,次の仕事が決まらなくてカフェでバイトをしている歌ちゃん。 彼女は大阪に生まれ育ち,古い大阪の写真を集めることを趣味としている。 「自分が暮らしているこの街の昔がどんなだったか知りたい」という思いが共感できるような気がしました。 もの凄く淡々と物語は進みます。 主人公が酔っ払った状態で出会う良太郎との関係とか,「すごく好きだった」鷺沼さんとの関係とか,まぁ全ては曖昧な状態なままに,割合唐突にこの物語は終わるのですが,きっとこの先もこのやさしく,曖昧な感じで物語の中の生活は続くのだろうと思えます。 あと,彼女の小説は「やさしい」。 街や人に対する感じがものすごくやさしいんですね。 なので読んでいて気持ちがやわらかくなります。そして落ち着く。 スリリングさはまるでないですが…。 ▲
by andhyphen
| 2009-04-26 22:19
| BOOK
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